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医療機器メーカーのシェア率 海外・日本の現状や傾向について解説

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世界には数多くの医療機器メーカーがあり、リアルタイムで開発や製造などが行われています。各メーカーの製品のシェア率も、「地域」によっても大きく異なります。

「海外」と「日本」という大きな枠だけで比較しても、シェア率はわかりやすく異なるため、ぜひ現時点の傾向について押さえてみてはいかがでしょうか。

本記事では、「海外・日本における医療機器メーカーのシェア率」をテーマに解説します。海外・日本それぞれで高いシェア率を占める医療機器を紹介します。
また、最先端のプログラム医療機器についての取り組みの違いも解説するので、ぜひ参考にして下さい。

【1】世界における医療機器メーカーの現状

最初に、世界における医療機器メーカーの傾向について押さえておきましょう。

医療機器メーカーの売上 上位10位ランキング(2020)

経済産業省が公開している、2020年の医療機器メーカー売上高ランキングの上位10位は、下記の通りです。

1位 メドトロニック
2位 ジョンソン&ジョンソン
3位 アボット・ラボラトリーズ
4位 フィリップス・ヘルスケア
5位 シーメンスヘルシニアーズ
6位 ベクトン・ディッキンソン
7位 GEヘルスケア
8位 カーディナル・ヘルス
9位 ロシュ・ダイアグノスティックス
10位 ストライカー

参考:医療機器産業を取り巻く課題について(経済産業省)

シェア率が高い海外の医療機器メーカーの傾向とは?

1位のメドトロニックと3位のアボットは、約10年間で2倍以上売上高を伸ばしています。この二社は、主にM&Aを活用していることが特徴です。

医療機器の開発には、莫大な時間とコストがかかります。また、せっかく完成しても売れるとは限らないリスクも抱えています。
そのため、大企業では、自社製品に関連する医療機器は自分たちで開発し、それ以外は他企業を買収する方針が一般的です。

特に、米国ではスタートアップ企業を買収するケースがよく見られます。年間約300件のスタートアップ企業が設立する米国では、M&Aのチャンスもその分多いのです。

(1)治療機器のシェア率が高い

医療機器は、「診断機器」「治療機器」「その他医療機器」の三種類に大別されることが一般的です。
そのうち、最も大きなシェア率を占めているのが治療機器のため、それらを取り扱う欧米系、特に米国企業は全体的に売上高が高くなる傾向があります。

(2)プログラム医療機器の開発が活発

欧米は、デジタルヘルスの分野である「プログラム医療機器(SaMD)」の将来性を見込み、積極的に実用化・事業化に乗り出しています。
一方、日本のプログラム医療機器の承認数は、年間約40件です。少しずつ増えてはいますが、これ以上欧米との差が広がらないように尽力する必要はあります。

【2】日本における医療機器メーカーのシェア

次に、日本における現在の医療機器メーカーの傾向について解説します。

医療機器の売上 上位の日本メーカー(2020)

世界における、日系医療機器メーカー売上高(2020年)の上位ランキングは、下記の通りです。

18位 オリンパス
19位 テルモ
21位 富士フイルム
26位以下 キヤノン

シェア率が高い日系医療機器メーカーの傾向

日系の医療機器メーカーは、軟性内視鏡、超音波診断装置、MRIといった「診断機器」で、世界でも一定以上のシェア率を誇っています。

ですが、医療機器全体の大きなシェア率は「治療機器」が占めるため、そのジャンルが約4%に留まる日系メーカーは、どうしても売上高が低くなりやすい傾向です。
放射線治療装置や人工関節など、直接的に治療に関係する医療機器の取り扱いも視野に入れる必要があるでしょう。

日本の医療機器メーカーが抱える課題とは

M&Aの歴史が浅いこともあり、日本には「M&A=敵対的買収」というネガティブなイメージが根強く残っています。そのため、医療機器業界でも積極的にM&Aを行おうとする企業が非常に少ないことがデメリットです。

ですが、今後世界で一定のシェア率を獲得するためには、M&Aも一案として検討しておく必要はあるでしょう。

治療機器や新医療機器などを自社開発できることがベストですが、多額の費用を投入しても成功するとは限りません。また、昨今の医療機器は進歩がめざましく、開発にはスピードも求められます。
そのため、自社開発とM&Aを並行するのが良策と言えるのではないでしょうか。

まとめ:医療機器メーカーのシェア率 日本の今後の取り組みもチェック

世界と日本それぞれの医療機器メーカーでシェアされる医療機器の内訳をチェックすると、そこには大きな違いがあることがわかります。

特に、日本におけるプログラム医療機器(SaMD)は、開発・承認・上市など、どの段階にも課題が多くあります。承認がスムーズに行われるためのガイドラインなどを国が整えているので、ぜひ最新の制度や取り組みなどをチェックしてみて下さい。

ボンドジャパンでは内視鏡、超音波診断装置など中古医療機器の買取・販売を行っています。日本全国で販売・買取の対応を実施していますので、医療機器の処分やご購入をお考えの際はお問合せください。

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